本文へ移動

中子について

中子について
私たち中辻シェルは昭和47年の創立以来、大阪府堺市を拠点に鋳鉄管用の砂型部品(中子)を製造しています。
水道管やガス管の継手などを作る鋳造の分野では、高精度の部品を低コストかつ大量に生産することが求められています。
当社ではこうしたニーズにお応えすべく、砂型成型の技術向上と研究を積み重ね、品質とコストの両立を実現した製品をご提供しています。

中子とは

中子とは
中に空洞がある鋳物を作る際、空洞にあたる部分として、鋳型の中にはめこむ砂型を「中子」と言います。
中子を鋳型の中に配置し、その隙間に高温で溶かした金属を流し込みます。それを冷却して砂を抜くと、金属が流れ込まなかった部分が中空構造になるという仕組みです。

製造工程

1. 成型

成型
金型を成型機にセットして加熱した後、材料となる砂を金型に吹き込み、形状を成型します。一定時間焼成した後、中子を取り出します。

2. 仕上げ

仕上げ
中子に発生したバリを、専用の治具やヤスリを用いて除去します。

3. 塗型

塗型
刷毛などを使用し、中子の表面に塗型剤を塗布して乾燥させます。この作業には溶湯の熱から保護したり、鋳肌を改善したりする効果があります。

4. 検査

検査
決められた手順に従い、外観の検査を行います。具体的には、焼きムラやヒビわれを目視確認します。

5. 箱詰・出荷

箱詰・出荷
中子の原料は砂ですので、破損しないよう箱詰には工夫を施し、最大限の注意を払っています。その後の作業も丁寧に行い、安定した品質で出荷します。
TOPへ戻る